教育の特色 よくある質問

中学入試については「入試情報>よくある質問」をご覧下さい。

教育内容について

公立中学との授業の違いは何ですか?
カリキュラムのページにお示しした通り5教科の授業時数が公立中学校より多く、特に英語教育を重視しています。豊富な授業時間を活用し、中学内容の基本をマスターするだけでなく、応用・発展まで深め、今後重視される4技能(「聞く」「話す」「読む」「書く」)のバランスのとれた習得に力を入れていきます。また、「しっかり勉強できる落ち着いた学習環境」を保障するため生活指導は厳しく行い、授業中の私語や居眠り、怠惰による遅刻・欠席は許しません。
「21世紀型教育」とはどのようなものですか。また、リーダーの資質をどのように身につけさせるのですか?
これまでは過去の知識と経験がそのまま社会で通用したため「正解主義」を重んじた教育が行われてきました。しかし、時代が変わり過去の知識や経験だけでは解決することのできない問題が押し寄せてくるのが21世紀です。特にグローバル化が進む中ではさまざまな民族や文化を受け入れながら問題を共有し、思考力を駆使して価値観の違う人たちとも話し合い、課題を協働して解決していくことが必要となってきています。「21世紀型教育」とは、未知の問題に直面した時に自ら考え、協力し合いながら解決する力を育成する教育と言えます。
この教育のポイントは、まず座学によりしっかりとした「知識」を獲得した上で、それをもとに現実の問題を解決するための「思考力」「実践力」を育成していくところにあります。特に中学生の間は「座学」を重視していきます。
リーダーの資質についても、この「21世紀型教育」を進めていく一環として、仲間と協力し日々の学校生活・授業・クラブ活動・学校行事等で起こる様々な問題を解決するためにリーダーシップをとらせるように指導する中で育成していきます。
自然学級ではどの学力層に授業のレベルを合わせるのでしょうか。また個別にフォローしてもらえますか?
どの学力層に合わせるというよりも、学芸高校に内部進学した際、各コースのリーダーとなるのにふさわさしい学力レベルに達するように指導します。授業にしっかりと集中し先生の指示にしたがってこつこつ勉強すれば、中学での学習内容を理解できないということはないはずです。それでも難しい、逆に、授業だけでは物足りないという場合は、積極的に担当の先生に相談してください。勉強のアドバイスを具体的にします。もちろん先生から声かけをする場合もありますが、「放課後は「自分の時間」として自分自身で活用する」というのが本校の基本方針ですから、自発的な学習習慣の確立を促していきます。本校はマイペースに集中して勉強できるブース形式の「管理自習室」を備えており中学生は午後7時(土曜日は午後6時)まで利用可能です。

高校進学について

学芸高校への内部進学について詳しく教えてください。
校則を守りしっかりと勉強に取り組んでいれば原則として内部進学を認める方針をとっています。ただし、「五ツ木模試」を全員受験し、その結果に基づいて進学可能な学科・コースを絞り込み、最終的には、外部からの受験生に混じって実際に学芸高校を「受験」をすることで進学する学科・コースが決定します。
いわゆる「6年一貫校」とは方針が異なりますのでご留意ください。
公立高校受検のための対策はしてもらえますか?
本校では公立中学校よりも多い学習時間を通して基礎から応用・発展問題まで解く力を育成していきます。「五ツ木模試」のうち3回は全員必須で団体受験しますが、公立高校受検を目指して特別な対策を行う方針はとっていません。
なお、公立高校を受検しても、本校の定める基準以上の成績を修めていれば、併願で学芸高校への内部進学を認めます。

部活動について

サッカーのクラブチームとはどのようなものですか?
サッカーは高校生との体力差も考慮し中学生のみで活動しています。クラブチームとして指導を外部に委託しています。男女とも入団することができます。
高校生とクラブが合同で体力差は大丈夫ですか?
すべてのメニューを中高合同で行うわけではなく、実際の活動では中学生・高校生にふさわしい練習を行いますのでご安心ください。

友人関係について

小学校でうまく関係づくりができなかった生徒と同じクラスになることが心配なのですが。
附属中学校も学芸高校も生活指導は厳しく行います。中学校であっても、私立の場合は問題行動に改善が見られなければ退学処分にすることもあります。ですから、小学校でうまく関係を築けなかった生徒と仮に同じクラスになったとしても、好ましくない関係が放置されるような心配はありません。