ごあいさつ

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大阪学芸は、弁護士でもあった初代校長遠藤三吉先生が、当時向学心に満ちながらも機会に恵まれない少年たちに何とか勉学の場を与えようと、現在の大阪府浪速区の地に開校されたのが始まりです。

創立は明治36(1903)年で、大阪府の私学96校のうち12番目の設立、卒業生は2万有余という歴史と伝統ある学園でもあります。

そんな100年を超える学園の歴史においては、数えきれないぐらいの変化や進化がありました。

昭和には校地が長居に移転し、商業高校から普通科のみの学校になりました。平成に入って男子校から男女共学になり、ほぼ現在の学校の形態になったと言えます。

その後も、時代が移り変わり、教育に求められるものが変容し多様化する中、それらに対応すべく様々な取り組みを行ってきました。

近年では、国際科を設置し、1年留学制度を導入。ダブルディプロマコースでは、本校とカナダBC州の教育制度を取り入れたオフショアスクール”Osaka Gakugei Canadian International School”を開校するなど教育改革に力を入れています。

また、いち早くICT環境を整備し、全館に電子黒板を設置、校内LANシステムを構築しました。平成27年には作法室(花香庵)を、令和2年にはサイエンス・ラボ(理科実験専門棟)を竣工するなど、教育環境の改善も着実に進めています。

2008年11月に本学園は、社会的な存在価値を高めることを目的とし3つの「行動理念」を制定しました。

【大阪学芸 行動理念】

1.学校教育を通じて、地域・社会からの信頼や期待に高い水準で応えられる学園を創ります。

2.生徒が、何歳(いくつ)になっても誇りを持って語れる学園を創ります。

3.教職員が、生徒の満足を自らの喜びにできる学園を創ります。

大阪学芸の提供する教育内容が、生徒・保護者の皆様にはもちろんのこと、地域・社会の中で広く支持されることが何よりも大切と考えています。私どもは3つの「行動理念」の下に、教職員一丸となって真摯に教育活動に取り組んでいく所存です。

理事長 近藤 永