本年は、コロナウイルスの影響でクラブ活動が再開されたのは、６月の半ばからでしたが、生徒たちは精力的に制作に臨んでくれました。

例年ならば、春休みから大阪私学美術展に向けて、作品を制作している時期ですが、今年はその私学美術展もWEB開催となり、10月12日（月）から11月15日（日）に閲覧できるように設定されました。そこで、作品についても、6月から描きはじめました。高校生８名９作品、中学生８名13作品を出展しました。結果、第69回大阪私学美術展覧会において、高校生は奨励賞２名、中学生は奨励賞３名が受賞してくれました。
　高校生は、1年４組の崔瞳さん「不思議國めぐり」、３年14坂井月渚さん「Planet girl」で奨励賞をそれぞれいただきました。
　中学生は、１年２組飯塚裕美さん「あなたの香り」、２年１組森田蒼空さん「次へ」、そして３年２組木村希湖さんは、「こんな中でもありがとう」「こんなところで！？」「わくわく中学生」「楽しかった小学生」の４作品を出展して全て奨励賞をいただきました。
　コロナ禍の中での限られた環境の中でよく全部員が作品に政策に挑み、完成させてくれたと嬉しく思っています。

　また、この間に本来ならば、文化祭が開催される予定でしたが、これもコロナ禍の影響で実施できませんでした。しかし、希望するクラブ・クラスごとに本館１階の玄関ホールにて、２学期のはじめに展示を行いました。美術部においても、９月７日（月）～12日（土）にかけて、私学展に出展した作品を中心に校内で展示を行いました。例年とは異なる状況下ではありましたが、鑑賞者に多くのアンケートも書いていただき、生徒たちの励みになりました。