2022年10月27日（木）、カナダの動物学者、アン・イニス・ダグ博士を本校にお招きし、国際科の生徒全員が交流会に参加しました。ダグ博士は野生キリンの世界最初の研究者で、その半生は2018 年のドキュメンタリー映画『The Woman Who Loves Giraffes (キリンを愛する女)』や、2021 年の児童書『The Girl Who Loved Giraffes and Became the World’s First Giraffologist　(キリンを愛し、世界発のキリン研究者になった少女)』に描かれています。

 交流会ではまず、ダグ博士の甥のキップ・A・ケイツ 鳥取大学教授からキリンクイズを通して、キリンに関する基礎知識を楽しく、わかりやく教えて頂きました。そして、映画『The Woman Who Loves Giraffes (キリンを愛する女)』を見た後、ダグ博士の半生や女性差別問題について意見を交換しました。

 参加した生徒も教員も、ダグ博士のキリンに対する愛と研究への情熱、厳しい女性差別の時代に、夢の実現のために困難を乗り越えた勇気と行動力に感銘を受け、大変元気を頂きました。

 国際科では今後も国内外で活躍される様々な方々との交流を通して、グローバルな視野をもち、世界の問題解決に貢献できる人材育成を目指していきます。