11月14日、在カナダ日本国大使館にて、門司大使よりボランティア参加に対する感謝状を頂きました。「オタワ旅行博」での日本文化の紹介や子どもたちへの読み聞かせ会参加など、これまで大使館主催の数々のイベントに、生徒全員がボランティアとしてお手伝いをしてきました。こうした活動に参加させていただくことで留学の意義をいっそう深める機会を与えていただいているので、本校としてもありがたい限りです。

門司大使のレクチャーは生徒たちにとって大変興味深いものとなりました。外務省や防衛省、ユネスコでの経験談、POPカルチャーを通して日本文化がどのように世界に広がっているのか、世界から見た日本のイメージなど、1時間以上に渡って、門司大使は詳しくお話をしてくださいました。特にイラクやカタール赴任時の現地の様子を写した写真は衝撃的で、生徒たちは食い入るように写真を見つめていました。

その後、「何か質問はありますか」という大使の質問にたいして、本校生徒からは「外国の方々とコミュニケーションをとるときに大切にしていることは何ですか」、「何か国語話すことができますか」等、様々な質問があがり、大使もユーモアを交えながら答えてくださりました。

大使からの「カナダに来て印象に残っていることは何ですか」という質問には、「日本車を見かけることが非常に多くて驚きました」、「カナダ人だけでなく、様々な国の人々と出会い、友達をつくることができて嬉しいです」という答えがあがり、大使も「若いうちに、日本の外に目を向けることは大変価値があります。日本は良い国ですが、それを当たり前だと思うのではなく、自らも日本の代表として世界に発信していってください」とおっしゃっていました。

大変有意義な時間を過ごすことができ、多くの生徒が高校卒業後の進路に思いをはせて、「残りの２か月間更に気持ちを引き締めて勉強頑張ります」と笑顔で帰っていきました。

在カナダ日本国大使館ホームページにも記事が掲載されています。