教育の特色 国際教育レポート 2023年度

【ダブルディプロマコース(1年)】カナダ短期留学

1st week

ダブルディプロマコースでは夏休みを利用して5週間、カナダ短期留学に行きます。現地ではホームステイや様々なアクティビティを通してカナダについて学び、ブリティッシュコロンビア州(以下、BC州)の科目であるSocial Studies4単位を取得します。

日本時間の711日に保護者の方々に見送られながら、関西国際空港を出発しました。バンクーバーへ到着後、国内線の全キャンセルにより、電車やフェリーを利用しましたが、スークに無事到着しました。ホームステイ先のホストファミリーが温かく迎えてくれました。

 

2nd week

スークのベルモント高校でSocial Studies10の授業を受け、1週間が過ぎました。2015年に建てられた新校舎で、本校の生徒と7か国からの多国籍生徒と共に授業を受けています。授業は先生、授業アシスタントの先生、アシスタント生徒の3人体制で行われています。今日はカナダ目線での第一次世界大戦について学びを深めています。毎日、課題や小テストなどがあり、生徒たちはみな真面目に取り組んでいます。

3rd week

久々に雨が降りました。湿度も高くなく、気温も日本より低いので、過ごしやすいカナダの夏ですが、この雨は2か月以上ぶりの雨だそうです。温暖化により水不足が世界中で生じていますが、その影響がバンクーバー島にも起きています。年によっては、芝生への水やりの回数などに制限がかかるそうです。

4th week

カナダ短期留学で、生徒たちが最も楽しみにしていたことの一つが、現地の大学見学です。ダブルディプロマコースの生徒たちは多くが日本のみならず、世界中にある大学を進路先として見据えています。これまで授業後の午後を利用して、ロイヤル・ローズ大学、ヴィクトリア大学やコモソン・カレッジに見学に行きました。ロイヤル・ローズ大学では大学スタッフによる説明後、敷地内にある一般では入れない城の中を、特別に見学しました。ディセンダントやx-menなど、多くの映画が撮影された場所でもあります。

5th week

BCデーを含む3連休があり、生徒たちは各々のホストファミリーと過ごしています。

ナナイモにキャンプで一泊した、結婚式に参加した、カヤッキングに行った、ダウンタウンに行ったなど、様々なアクティビティをしているそうです。生徒たちは毎日、英文日記を提出していて、少しずつ語彙力も上がり、カナダ生活を楽しんでいることが見受けられます。また緊急時はいつでも直接、担当教員に電話やTeamsを通して、連絡をすることができます。

final week

無事にサマープログラムが終わり、修了証を受け取りました。

最後の授業では、カナダ先住民の方から直接、話を伺う機会などもありました。午後のアクティビティでは、バンクーバーのデイトリップやホエールウォッチングなど、カナダに来ないとできない、かけがえのない経験をしました。別れを惜しんで、涙する生徒もいましたが、今回の経験を元に、ここから大きく飛躍することを期待します!