教育の特色 国際教育レポート 2023年度

【修学旅行】イタリア2班

1日目

10月19日(木)午前6時30分、伊丹空港に集合しました。時間通りに搭乗手続きを終え、羽田空港に向けて、間もなく出発となります。羽田空港にて国際線に乗り継ぎ、フランクフルトで再度乗り継ぎ、イタリア・ベネチアを目指します。

日本を出発して約20時間、フランクフルトでの乗継の際には少し混雑しましたが、無事にベネチアに到着しました。

2日目

午前6時15分に起床し、午前中はベネチア市内観光をしました。
まずは、中世の街並み・家並みが迫る狭い運河を、名物のゴンドラに揺られながら景観を楽しみ、また、ドゥカーレ宮殿、ベネチアングラス工房の見学を行いました。昼食後には各班に分かれての自主研修となり、ベネチアを満喫しました。

サンマルコ広場にてバスごとに集合写真を撮り、バスにてフィレンツェへ向かいました。

途中、トイレ休憩もかねて大型スーパーへ立ち寄り、買い物をしました。ホテル到着後は、レストランにて夕食をいただきました。

3日目

7時の朝食時も、生徒たちは元気な様子でした。ミケランジェロ広場からフィレンツェの町並みを眺め、集合写真を撮りました。

現地では土曜日という事もあり、フィレンツェ市内は大変混雑していました。ウフィッツィ美術館では、美術の教科書の中を散歩しているような気分で、限られた時間でしたが、多くの作品を鑑賞しました。

その後は、シニョーリア広場、ドゥオモなど徒歩で鑑賞し、昼食をいただきました。昼食後は、事前学習で観光・スイーツ・お土産など計画を立てた行動計画に沿って、班別の自主研修となりました。班ごとに、ガイドの方の情報を頼りに、思い思い楽しみました。夕食では、各テーブルに数皿のステーキが届き、シェアしながらいただきました。

4日目

4日目は朝食、荷造りの時間も考え、早起きして準備しました。フィレンツェから4時間ほどバスに揺られ、首都ローマに移動しました。
昼食後はガイドさんの誘導で3班に分かれてコロッセオ、フォロ・ロマーノを見学しました。遺跡ということもあり、足元を悪い中で徒歩で、歴史や構造について解説を受けながらアリーナも見学しました。

夕食前に、コロッセオを背景に集合写真を撮りました。

5日目

午前中は、『ローマの休日』のロケ地にもなったスペイン広場にある、大きな階段を集合場所として、B&S研修がありました。事前学習で決めた、ローマ市内の観光ルート・昼食などを現地の学生と交流しながら巡りました。時間いっぱいまで研修を楽しんでいました。

午後からはバチカン市国へ向かい、数班に分かれて各ガイドの方の誘導のもと、バチカン美術館、システィーナ礼拝堂、サンピエトロ寺院の見学を行いました。世界でも随一の美術品のコレクションがあり、「ラオコーン」などの古代彫刻や美術作品を楽しみました。システィーナ礼拝堂では、私語厳禁、撮影禁止の中で、ミケランジェロが描いた天井画の数々と「最後の審判」を鑑賞し、その迫力と美しさに圧倒されました。

サンピエトロ寺院はカトリックの総本山になっており、ベルニーニ設計の大天蓋など様々な芸術品が追加され、その壮大さに感動しました。

6日目

6時に起床し、朝食は各部屋にて済ませ、帰国に向けて荷物の整理をしました。7時過ぎにホテルを出発し、ローマ空港へ向かいました。

ローマ空港では、出国審査やセキュリティチェックを受け、フランクフルトで乗り継ぎます。その後、羽田空港へは長時間フライトのため、機内泊となります。

最終日

15時過ぎに伊丹空港に到着しました。長時間のフライトになりましたので、スーツケースを受け取る前に解散式を行い、荷物を受け取って各自解散となります。生徒たちは、高校生活の大切な思い出づくりができ、とても充実した修学旅行になったと感じます。