12月17日(木)、学問探究団RYSの第55弾は、「防災」をテーマに、あべのハルカス探検ツアーと阿倍野防災センターに行ってきました。当初予定した募集人数30名を大きく超える参加希望者があり、急遽、午前と午後にハルカスと防災センターを入れ違いで訪れる2グループ54名での参加となりました。

＜あべのハルカス探検ツアー＞

　あべのハルカスは高さ300mで、地下5階地上60階からなる日本一のビルです。平成26年3月7日にオープンし、大阪阿倍野橋駅の上にホテルやオフィス、百貨店があります。

　阿倍野ハルカス探検ツアーでは、そんな超高層ビルの、普段は立ち入ることのできないバックヤードを、ガイドさんに案内をしていただきながら見学することができます。

あべのハルカス探検ツアー（外部リンク）

　省エネや耐震構造・制震構造にも工夫がなされており、その部分も見せていただくことができました。あべのハルカスに行ったことがない生徒も多く、初めてみる光景に皆驚いていました。

 

＜大阪市立阿倍野防災センター＞

　防災について、頭の中では理解できていても、いざ災害時に直面すると誰しもパニックに陥るものです。阿倍野防災センターでは、映像や振動から地震発生直後の街並みなどを体験し、災害時に必要な一連の行動をリアルに体験することができます。

大阪市立阿倍野防災センター（外部リンク）

　生徒たちは、実際に大阪市内で大地震が起きたということを想定しながら、消火体験や携帯電話・公衆電話からの通報体験、震度7や南海地震の揺れの体験をしました。

　すべての体験が終わってから、修了証をいただきました。

　今日の体験から、災害時に自分がどう行動すればよいのかについて考える良い機会になったのではないかと思います。

 

 

　なお、今回のRYSは1年生から3年生対象のプログラムだったのですが、是非参加したいという5年生3名も、引率の手伝い兼レポートの作成を担当するという条件で参加しました。その生徒達が非常にクオリティの高いレポートを作成しましたので、リンクを張ります。なお、在校生にのみ公開という形を取らせていただきます。ご了承下さい。

　生徒の作成したレポートはこちら

在校生のみなさんは、「配布物」のページと同じパスワードを入力すると閲覧することができます。

＜生徒達の感想＞

• 南海トラフ地震を体験して、30年以内にこんな大きな地震がくるんだと思うと、とても怖かったです。また、初めてハルカスに上ったけど、長居スタジアムや大阪城まで見ることができて、感動しました（2年女子）

• あべのハルカスでは、普通は見られないところも見れて、話のネタが増えました。正直、私は地震をなめていました。でも、防災センターで震度７の地震を体験して、地震はすごーくこわいものだっていうことがわかりました。この経験を活かして、何階トラフ地震でも生き残れるように頑張ります！（1年女子）

• あべのハルカスから見た景色がとてもきれいでした。そして、なかなか体験できないことができました。防災センターでは地震の体験ができて良かったです。またRYSでこんな体験をしたいです（1年男子）

• 今回のRYSで、消化器の使い方を知って良かったです。20年前にあった阪神淡路大震災の揺れを体験できたことも良かったです。父や母から体験談を聞くと、物が倒れて危険いと聞きました。30年以内にはくる地震も体験できて良かったです（2年男子）