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【1年~3年】スマホ世代のネットリテラシー講習会

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 11月2日(月)の4時間目から6時間目、本校のホールにて、1年生から3年生を対象に「スマホ世代のネットリテラシー講習会」を開催しました。

 近年、ソーシャルメディアの急速な発展により、中高生を取り巻くネットワーク環境が大きく変化しています。多種多様なコミュニティーサイト(ソーシャル・ネットワーキング・サービス。略称「SNS」)やそれに関わる無料アプリケーションが開発され公開されています。十分な知識・モラルのない中学生が安易に利用することにより、自らのプライバシーを公開してしまったり、他人のプライバシーを侵害してしまったりして、トラブルや犯罪に巻き込まれる事例もたくさん起きており、学校現場における対応が特段に迫られています。

 今回の講習会は、前期課程(中1年生から中3年生)を対象に、1年生用と2,3年生用とに内容を変えて行いました。ソーシャルメディアの危険性と活用方法を生徒たちに十分理解してもらうために、その両面について解説してもらい、特に危険性については他校での実例を交えて具体的に紹介していただくものとなりました。

 講演者は、アディシュ株式会社、スクールガーディアン事務局の鈴木慎也様にお願いしました。

 (スクールガーディアンホームページへのリンク

 鈴木さんは冒頭、生徒たちにこう言われました。「君たちが手にしているスマホは、携帯電話の機能を入った小型のパソコンを持ち歩いているのだということです。つまりインターネットにいつでもどこでも接続することができるものなのだという自覚をしっかり持ちましょう。インターネットというものは広い世界につながっています。中でもソーシャルメディアは非常に便利だし、スマホとの相性も良いものです。将来君たちは今以上にソーシャルメディアを利用する機会が増えるでしょう。その時のためにも、ソーシャルメデイア良い部分と悪い部分を理解し、インターネットを正しく利用する力が求められています。」ということでした。

 

◆生徒の感想から

<1年生>

  • 相手に誤解されないようわかりやすくメールを打つ
  • 画面の向こう側に人がいることを忘れないようにする
  • あるときは両親にスマホを預けるようにする
  • 他人を嫌な気持ちにさせるようなことは書かない
  • メールや書き込みをしたあと送信する前のチェックをする

<2年生>

  • 午後9時30分以降は使わないという決意を新たにしました。
  • 情報を収集することに利用することにしていきたい。
  • 相手に面と向かって言えないことを書かないようにする

<3年生>

  • 写真をむやみやたらにとらないようにする
  • 他人に迷惑をかけないようにする
  • インターネットを見る時間を決める
  • 時間を必ず決めて使う
  • 生活の上で必要な時だけ使うようにする
  • 正しい方法で使い、自分でルールを決めて守るようにする
  • 世界中だれでも見れるものだけに、これをしたらどうなるかをよく考えて行動する
  • ソーシャルメディア上でのコミュニティーアプリの使用を個人的に厳禁する