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[2年学芸ESD]セブンイレブン出張授業

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6月30日(火)、セブンイレブンの方に来校いただき、2年の3クラスで各クラス2時間ずつ、出張授業「『近くて便利』を考える」を実施していただきました。セブンイレブンの方が出張授業をされるのは本校が全国初ということで、非常に貴重な機会を与えていただきました。

まず、セブンイレブンの歴史や現状について説明していただきました。実はセブンイレブンが全国に1万7000店舗以上あること、2800種類もの品物があり、毎週100種類もの新製品が発売されていること、セブンイレブンの名前の由来が「朝7時から夜11時まで開店していたから」ということなどを知り、生徒は驚いた様子でした。また、「お客さんの不便を解消する」というセブンイレブンの社会的な役割にも生徒ははじめて気がついたようです。

続いては、グループワークです。地図上の架空の街で、どの地域に出店したいかを決め、そこに出店を決めた理由、その店舗でのメインターゲットは誰か、そしてどのような商品をおけば良いのか、などについて話し合い、代表者が発表しました。今までは客としての目線でしかコンビニを見たことが無かった生徒達ですが、出店する側になり、どのような商品をおけば良いかを考えることで、視点が広がったとことと思います。

最後に、例えば「明日は天気予報で暑くなりそうだから、飲み物の数を増やそう」とか、「明日から近くの学校は夏休みになるから、仕入れ数を減らそう」など、セブンイレブンは様々な情報を収集し、商品の仕入れの数などを決めているという話をしていただきました。何気なく置いている商品が、実はそういった様々な情報をもとに決定されていると知り、生徒達はビックリしていました。

2時間のプログラムもあっという間に終了しました。コンビニという生徒にとって身近な存在から社会を考える良いきっかけになったと思います。

<生徒達の感想>
・今回の出前授業で、改めてコンビニが身近にあることを感じられた。これまで、当たり前のように使っていたコンビニが、実は場所によって色々な工夫がされていることを知った。これからは少し意識して店内を見てみようと思った。

・社会で今後役に立ちそうな内容でとても良かったです!どの地域に出店するかを決めるゲームでは、だいたいの班が同じ店を選んでしまったけど、考え方がそれぞれ違うことがわかり、とても勉強になりました。これから、どんどんセブンイレブンを利用する機会があると思うので、店を観察していきたいと思います。今日一日ありがとうございました。

・「近くて便利」というキャッチコピーは本当のことで、感動しました。今回はとても良い経験ができて良かったです。

・いつもなにげなく使っているセブンイレブンだけど、どんな人がきて、どんな物を買うかを考えることによって、少しずつ見方が変わってきました。それと、地域によって味を変えたり、商品を変えていることを知って、すごいと思いました。セブンイレブンさんに来ていただいて、嬉しかったです。ありがとうございました。

・グループワークが面白かったです。色々な班の意見が聞けて良かったです。セブンイレブンのことをよく知れました。