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【RYS.PBL】「ユニクロ・『服のチカラ』プロジェクト」始動!!

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本校では、ユニクロが実施している「”届けよう服のチカラ”プロジェクト」に参加することが決まり、本日から本格的に動き始めました。まず、「”届けよう服のチカラ”プロジェクト」とは、ユニクロが企業の社会貢献活動の一環として小中高で実施している取り組みで、不要となった子ども服を回収し、難民の方々など世界中で服を必要としている人々に届ける活動です。単に回収活動をするだけではなく、事前にユニクロの社員の方が生徒に講義をしてくださいます。

本日はその講義の日で、ユニクロの社員3名に来校いただきました。

まず、ユニクロという会社がどんなことをしているのかについてお話をしていただきました。そのあと、「服のチカラってなんだろう?」というテーマで、生徒同士で服の役割について話し合い、発表していきました。生徒たちは、普段から当たり前に身に着けている服の役割について、真剣に考えていました。色々な発表があったあと、服の役割は「からだを温める」「ばい菌から守る」などたくさんありますが、すべてのことが『命を守る』ことに繋がっているということを教えていただきました。

続いて、難民の現状について教えていただきました。難民の人数は5000万人以上もいて、その半数が子どもだそうです。持っている服がいま着ているもの1枚だけしかないという人も多く、洗濯ができない状態だといいます。着ているその服がすでにボロボロになっていることも少なくないそうです。難民の現状を知り、生徒たちは「私たち(僕たち)が何とかしなければ」という気持ちになったようです。

最後に、服の回収方法や注意点の説明を受けて、約1時間の授業が終了しました。ユニクロの「服」に対する考え方などとても勉強になることが多く、「”届けよう服のチカラ”プロジェクト」の大切さを学ぶことができました。

<生徒たちの感想>
・自分はいつも普通に過ごせているけれど、世界には難民と呼ばれる人々がいて、その人たちに食べ物や住む場所はあるけれど、服が足りないと聞いておどろきました。ぼくたちが着なくなった服を世界の難民に届けて世界中の人を笑顔にできたらいいと思いました。

・服にはこんなに大きな役割があるのは知らなかった。人が生きるのに住と食は大事なのは分かっていたが、衣のことは考えていなかった。確かに毎日何も考えずに服を着ていたが、よく考えたら難民や貧しい国の人達は寒い日も暑い日も服を変えることができなかったり着れなかったりしている。よく考えさせられる授業だった。

・「届けよう、服のチカラ」が「服」ではなく「服のチカラ」なのは、服には”命を守る”役割だけでなく”人が人らしく生きる”ための役割があるから、と聞いて、その中の「感情を表す」「職業を示す」は思いつかなかったが、確かにその通りだと思った。

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