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【RYSスタディツアー】活動報告

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3/12(金)に福島県とオンラインでつなぎ、4回目の活動を行いました。

この2か月間、葛尾村復興のプランを、各班が①「移住・定住」と②「コミュニティの再構築」に分かれて考えてきました。今回は、Googleスライドを用いて、各班がプランの内容をプレゼンテーションしました。生徒は緊張した面持ちでしたが、各班ともすばらしい発表ができました。

震災・原発事故から10年経過した今、この活動を通して、生徒も教員も様々な「気づき」がありました。「知ることの大切さ」「考えていくことの大切さ」を学んだように思います。今後も今回の取り組みを活かしていきたいと思います。

 

 

(生徒の感想1)

何も知らない場所を調べることで、福島の現状を知ることができたし、知ることによって大阪に住んでいるだけではわからなかったことがわかりました。震災や福島の原発事故から10年という節目で、テレビやSNSで福島のことが報道されてて、よく聞いて視野が広がりました。

(生徒の感想2)

今までは福島県について他人事のように思ってしまっていましたが、このプロジェクトに携わってから、実際に現場に行って自分の目で葛尾村を見たいと思うようになりました。予定が合うのならふくしま学宿に行って、もう一度案についてより深く考えてみたいです。

(生徒の感想3)

自分に自信を持てるようになりました。 今まで自分の意見を言う時は少し引き気味だったり、恥ずかしがったりと言うところがありましたが、そういうところが全く無くなった気がします。 人に説明する時にどう話したらわかりやすいか、などと色々考えるきっかけにもなったと思います。

(生徒の感想4)

大阪とは離れた所で何が起こったのか、同じ日本でも何が違うのか、災害を受けた現地の人達は何を思っているのかをとても考えさせられました。復興したから終わりではなくて、現地の方々の事を考え、どのようなことがあったのかも知る必要があると思いました。

(生徒の感想5)

私は今回のホープツーリズムを経て、2つ思ったことがあります。 1つ目は、RYSに参加したことによって、東日本大震災で福島県になにが起こったのかをよく知ることができました。東日本大震災が起こった当時は5歳くらいだったので、当時見たニュースなどはほとんど覚えていませんでした。そして、小学校や中学の社会の時間に少し勉強した程度で、今回学んでみて改めてほとんど知らないのだなと思いました。 2つ目は、Googleスライドなどを使用して発表するのは難しいと思いました。終礼の際にスピーチをしたり、学校の行事で発表をする機会はありますが、スライドを作って発表するのは難しいので、今回の他の班の発表のスライドを見て勉強になりました。 最後に、私たちが周囲の人に、福島にはこんなことがあったのだと話すことから始めて、少しでも復興の手助けになれればな、と思いました。