教育の特色 国際教育レポート 2019年度

【修学旅行】ドイツ/スイス

1日目

5月16日(木)午前7時30分、関西国際空港に全員集合しました。出国手続きを終え、ドイツを目指し、間もなく出発となります。

無事フランクフルトに到着しました。途中、ミュンヘンでのトランジットも含めると、約13時間という長いフライトでした。時差の影響もあり、生徒たちは少し疲れた様子ながら、空港内のスーパーマーケットで初めての買い物を楽しんでいました。その後、バスでヘッペンハイムのホテル近くのレストランに移動し夕食を食べました。
日本時間では深夜2時と、普段の夕食の時間からだいぶ遅くなりましたが、どれもおいしいものばかりで箸が進んでいるようでした。
生徒たちは街並みや食事などで日本との違いを感じ、明日からの行程に胸を膨らませている様子です。

明日は、ライン川クルーズとハイデルベルクに行きます。

2日目

午前中はまず、ニーダーヴァルト記念碑を見学しました。見晴らしの良い丘の上に建立された記念碑は巨大で、生徒たちは圧倒された様子でした。丘から、「父なる川」ライン川を一望し、日本の河川とのスケールの違いに驚いていました。
次に、ライン川クルーズをしました。リューデスハイムからサンクトゴアまでの、約90分のクルーズでした。生徒たちはデッキから離れず、風光明媚な景色を堪能していました。また、船上からは、中世に建設された古城を望むこともできました。次々と古城が見えるたびに、写真を撮りつつ、中世ドイツに思いを馳せていました。
昼食後、ハイデルベルクに移動しました。ハイデルベルク城・カールテオドール橋を見学したのち、旧市街にて班別の自由行動をしました。
ハイデルベルク大学を観光する生徒や、食べ歩きをする生徒、お土産を買う生徒等、事前学習で決めた計画をもとに、班ごとにハイデルベルクを満喫していました。

明日は、ロマンチック街道を南下しつつ、ローテンブルクとヴィース教会に行きます。

3日目

午前は古城街道を通って、ローテンブルクへ行きました。名前の通り、街道沿いにはいくつもの古城がありますが、現在は老人ホームやホテル等に改修しているようです。長い移動時間でしたが、写真を撮りつつ、楽しんでいました

ローテンブルクでは、木組みの家や中世の教会など、美しい街並みの中で班別自主研修を行いました。歴史的な建造物を観光したり、街並みの写真を撮影したり、ドイツの名産品のテディベアを買ったり、名物のシュネーバルを食べたり、各班各様の楽しみ方で満喫していました。

午後はローテンブルクからロマンティック街道を南下し、ヴィース教会に行きました。涙を流したという伝説の残るキリスト像や、キリストを描いたフレスコ画に生徒たちは感動していました。しかし、キリストの献身を表すペリカンの像が無かったので、楽しみにしていた生徒たちは少し残念そうでした。また、ロココ様式で建てられた白と金を基調とした内部にみな圧倒されていました。

今晩はフュッセンに一泊し、明日、さらに南下して、ノイシュヴァンシュタイン城とファドゥーツに行きます。

4日目

午前中はロマンチック街道の終点にあるノイシュヴァンシュタイン城を訪れました。ルードヴィッヒ二世が建てたこの城は、ディズニー映画「眠れる森の美女」のモデルとなった城としても有名です。バスからは、ノイシュヴァンシュタイン城だけでなく、ルードヴィッヒ二世が幼少期を過ごしたホーエンシュヴァンガウ城も見え、壁画の白と黄色の対比を楽しんでいました。ノイシュヴァンシュタイン城内部は贅の限りを尽くした豪華絢爛なもので、生徒たちはオーディオガイドの説明を聞きながら、その美しさを目に焼き付けていました。

午後はリヒテンシュタイン公国の首都、ファドゥーツに行きました。レストランでラザニアなどのイタリアンメニューを堪能した後、自由行動でファドゥーツの街並みを観光しました。大道芸などが行われる広場の中でお土産探しや食べ歩きなど楽しい時間を過ごしました。
その後、峠を越えながらスイスのグリンデルワルドまでバスで移動しました。車窓から美しい山や湖などの自然が見える度、歓声を上げたり写真に収めたりしながら、時間も長く、道も厳しい移動中でも、楽しく過ごしていました。

明日はいよいよユングフラウヨッホに登り、インターラーケンで最後の班別自主研修になります。

5日目

午前中は、ユングフラウヨッホに登りました。グリンデルワルド駅からユングフラウヨッホ駅まで、ユングフラウ鉄道で登りました。高度が上がるにつれて、緑豊かな駅周辺から、雪景色になり、森林限界を迎え、一面の銀世界になりました。景色が変わるたびに、歓声を上げつつ写真を撮っていました。生憎、天候には恵まれませんでしたが、それでも一面真っ白な美しい世界を見ることができました。ユングフラウヨッホでは、ヨーロッパで1番高いところにあるポストから日本にエアメールを送ったり、氷河を削って作った宮殿「アイスパレス」を訪れたり、スフィンクス展望台から銀世界を眺めたりして、ユングフラウヨッホでのひとときを満喫しました。

午後からはインターラーケンで最後の班別自主研修でした。お土産を買ったり、観光をしたりと、事前学習で作成した計画を元に、各班最後の観光を満喫していました。
夕食はスイスのフォークロアショーを見ながらの夕食でした。ヨーロッパ最後の夜にふさわしい、大変盛り上がる夕食となりました。

明日は、チューリッヒからミュンヘンを経由して関西国際空港へ帰ります。

6日目

今朝は帰国のために、午前5時にホテルを出ました。チューリッヒ空港を経て、ミュンヘン空港に到着しました。これから関西国際空港へ帰ります。

7日目

予定より40分ほど到着が遅れましたが、午前7時頃に関西国際空港到着し、午前8時前に解散しました。
大きな事故もなく、全員無事帰国できました