全日本特別選抜吹奏楽団 ウィーン楽友協会大ホール「クリスマスコンサート」
平成28年12月17日(土)〜12月23日(金)の日程でウィーン楽友協会大ホールでの「クリスマスコンサート」に参加するため全日本特別選抜吹奏楽団に、指揮者として顧問の小本和志先生と本校生徒9名が参加しました。
毎年テレビで放映されるウィーンフィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートの会場「ウィーン楽友協会大ホール」でコンサートを開催し、現地のお客様に満席の大盛況でした。
1日目
新大阪駅で同行する清教学園の生徒さんと待ち合わせ、神奈川県の法政大学第二高校に向かいました。法政大学第二高校の新築されたホールでみっちり夜まで練習後、羽田空港から出発しました。途中ドバイで乗り換え、ウィーンまで約20時間の行程でした。
2日目
ウィーン到着後すぐ市内の会場で約4時間の練習をしました。練習後の外は雪が降り出していました。
3日目
午前中はウィーン市内の観光をしました。前夜からの雪で真っ白の中央霊園ではモーツァルトやベートーベンなどの有名な音楽家のお墓を見学し、シェーンブルン宮殿の見学などをした後、午後からは市内の練習会場で練習、夕食後短時間でしたがウィーンのクリスマスマーケットにも立ち寄ることができました。
4日目
いよいよ、コンサートの当日です、朝からウィーン楽友協会大ホールに到着後さっそくリハーサルの開始です。このホールは1812年に創立された200年以上の歴史があるホールです。豪華な金箔を使った装飾と板ばりの歴史ある床、また格子天井には美しい天井画が描かれた会場に圧倒されました。
午後からの本番では地元のウィーン市民を中心に満員のお客様を迎え、「サウンドオブミュージックメドレー」や「トリッジトラッジポルカ」など約10曲の演奏を聴いていただき、アンコールでは「ラデツキー行進曲」を演奏しスタンディングオベーションで幕を閉じました。
5日目
ザルツブルクにバスで移動し、ミラベル宮殿やモーツァルトの生家を見学後、クリスマスマーケットで賑わう旧市街でフリータイムとなり、楽しい一時を過ごしました。
6日目
ドイツのミュンヘンへ移動し、ドバイ経由で全員元気に帰国しました。
参加したメンバーは、大変貴重な経験をさせていただき、また音楽監督の秋山先生はじめ、お世話になった多くの皆様に大変感謝いたします。