（１）　活動の様子 ２学期の始業式前からクラブは活動を開始し、９月の文化祭に向けて静物画の油彩作品の制作をしました。 　本年は11月に近畿総合高等学校総合文化祭の大阪大会が開催されたため、大阪高等学校芸術文化祭が実施されませんでした。そこで、例年このコンクール展に向けて作品制作をしていたのですが、２月に開催される公募展である「三木市展」に出品することとしました。そこで、文化祭後はそのための制作に力を注いでいます。

（２）　文化祭・展覧会 ９月の文化祭では、日頃の活動の成果を展示し、多くの方に鑑賞していただきました。 11月14日（火）～19日（日）の日程で開催された、第37回近畿高等学校総合文化祭の大阪大会には、３年生の２人の３作品が大阪府代表として選出されました。これらの作品は、第66回大阪私学美術展にて優秀賞をいただいた作品でした。イラスト部門では、３年９組森中美咲さんの「向日葵２」が、絵画部門では３年12組宮田詩穂さんの「旅の途中で。」および「再出発」の２点でした。本校美術部において、近畿総合文化祭に選出されるのは創部以来初の快挙でした。近畿総合文化祭では、大阪府をはじめ、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県、三重県、福井県、鳥取県、兵庫県の９府県の代表の力作が展示され、他府県の生徒の作品を鑑賞する機会にも恵まれたのは、制作への良い刺激となりました。

（３）　鑑賞会 10月1日（日）には、大阪の国立国際美術館にて「ブリューゲル『バベルの塔』展」を鑑賞してきました。多くの人出がありましたが、ブリューゲルの傑作「バベルの塔」をはじめ、ヒロニムス＝ボスなどの名作を鑑賞することができて、生徒達は満足そうでした。