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【4年ESD】社会で活躍している方の講演・株式会社ナオミ 駒井社長

4年

 11月27日(金)、4学年の総合的な学習の時間「学芸ESD」の時間に、充填機のメーカー・株式会社ナオミの駒井亨衣社長さんに、講演をしていただきました。

  株式会社ナオミ(外部リンク)

※今回の企画は、「一般社団法人 青少年進路支援協会」のコーディネートにより実現しました。

 青少年進路支援協会(外部リンク)

 4年の学芸ESDの時間では、「社会との繋がりを持つ」という目的のもと、様々な社会人の方のお話を聞く機会を持つようにしています。今回の講演していただいた駒井さんは、JAPAN TIMESで「アジアにおける次世代の社長100人」に選ばれたり、NHK「ルソンの壺」やテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」で取り上げられたりと、ビジネスの世界で非常に注目をされている方です。学校教育にも熱心に取り組まれておられ、様々な高校などで講演もしておられます。

 駒井さんには「働くことについて」というテーマで講演していただきました。就職活動の際、単に「大企業だから」とか「条件が良いから」とか、あまり真剣に考えず会社選びに失敗してしまう事例を紹介していただき、「仕事内容で選ぶのではなく、『誰と働くのか』が重要」ということを教えていただきました。また、会社側は「人のために働ける人」が欲しい、そのような人は人から助けられる、人に好かれる、周りに励まされる、そしてどんどん仕事が楽しくなるという好循環が生まれるとのことでした。

 駒井さんに教えていただいたことは、就職活動だけでなく、「学生時代の勉強が忍耐力をつける」「色々なことに挑戦し、成功体験を積むことが大切」「自分から動いて、人脈を作ろう」など、今の学校生活でも活かせる話も聞かせてもらいました。今回駒井さんから学んだことを、日頃の学校生活で活かして欲しいと思います。

<生徒達の感想>

  • 駒井社長の考えに共感しました。自分の私利私欲のためではなく、従業員の幸せを考えて会社を経営することはすばらしいと思います(1組男子)
  • 就職することは簡単なことじゃないんだなって思いました。今はあまり考えることがなかったけど、好きな仕事についても、ずっと好きなことができるとは限らないとわかりました(4組女子)
  • すごく勉強になるお話をしていただきました。転職している人がそんなにいることに驚きました(4組男子)
  • 社員を大切にするというのが大事なんだと思った(4組男子)
  • 会社によってどのような目標をもっているのか違うので、それを見極めることが良い会社を選ぶコツだとわかりました。ブラックな会社ではなく、ちゃんとしたところで働きたい。いい話が聞けた。駒井さんすごいと思いました(4組男子)
  • 今日の話の中でブラック企業の話が出てきたとき、とても怖くなったし心配になった。ブラック企業に入社しないための方法も教えてもらえたから、役に立ったような気がします。あと、やはり自分のやりたい仕事につくのが大切だなと思いました。将来は楽しく仕事をしている大人になりたいです(3組男子)
  • 私は今日この話を聞くまでは、「働く」ということを深く考えたことはありませんでした。だから、転職された方の話を聞いたときはビックリしました。正直、世の中をなめてました。でも、話を聞いて焦りました。自分のしたいこともよく分かっていない私ですが、将来自分のやりたいことをしたいなと思いました。そのためには、今、目の前にあることを一生懸命していこうと、今日の話を聞いて思いました。自分の生き方について、もう少しじっくり考えてみようと思います(3組女子)
  • 話を聞いて、自分に正直になろうと思いました。そして、勉強して忍耐力をつけたいと思います(3組男子)
  • 社会に出てからどのような会社があるのか色々と学んだ。会社の数や転職する人の多さに驚いた。心に残った言葉は「ピンチはチャンスだと思え」という言葉だった。僕は将来の夢があり、今回の話を聞いてちゃんと働けるか不安になったが、今僕たちができることはしっかり勉強することだと思ったので、今はしっかりと勉強して、良い仕事に就きたいと思います(2組男子)
  • 私は駒井さんの講演を聞くまでは大手の会社ばかり頭にありました。だけど、大手の名前などで会社を選ぶのは違うとわかりました。そして、家族への感謝を忘れないようにしたいと思いました(2組女子)
  • 学生の時に勉強ばかりやらずに、色々な視点を持っておかなければならないと思った。しっかりした信念を持って、これからは過ごしていき、どういう職業が自分にあったいるかを探して、会社に選ばれる人材になりたい(2組男子)
  • 今回お話を聞いて、将来働くときにどのような会社で働くかを決めるとき、損得勘定やあまり会社について調べずになんとなく選んでしまうのではなく、しっかりと自分で考え、実際に会社に行ったり、働いている人や会社の雰囲気をみて決めることが大事なんだなと感じました。もっと自分自身で将来のことについて考えたり、お話されていたように、今できること、勉強や積極的に活動することが大事で、社会人になり仕事をするようになると、お給料をもらう分結果が求められたり、責任が増えて嫌なことや嫌な人とも働かないといけないし、今みたいに嫌なことから逃げてばかりはいられないので、そのためにも学生の間に勉強を頑張ることで、忍耐力や様々な経験を通して自分に自信がもてるようになるため頑張ろうと思いました(1組女子)
  • 実際に会社を引っ張っている方に話をしてもらったことは僕の財産となりました。とても面白いお話でした。社会に出て実績を残すことの難しさを知れて、ためになった(1組男子)
  • 会社を続けていくのは1人でできることではなく、従業員や周りの人達と協力しあって1つの会社は続いていけるということを改めて知りました。95%の会社が30年以内に倒産してしまうとうことを知って、過酷な世界なんだなと思いました。「ピンチはチャンス」という言葉を頭に入れながら、これから先をすごしてみようかなと思いました(1組女子)