【RYS】白熱教室八「ゲーム会社の職業と算数・数学の関係を学ぼう 2016」
7月29日(金)の夏期セミナー終了後、1年生と2年生を対象に、ゲーム会社「CAPCOM」さんの出前授業をしていただきました。
CAPCOMさんは、「モンスターハンター」シリーズや「戦国BASARA」シリーズ、「ストリートファイター」シリーズなど、様々なヒットゲームを世に送り続けておられます。今回の授業では、ゲーム会社の中で使われる算数や数学の知識について教えていただきました。
まずは、CAPCOMさんの歴史について教えていただきました。CAPCOMさんは東京ディズニーランドや初代ファミリーコンピュータが登場した1983年に創業されており、それから様々なヒット作品を生み出しています。これだけ素晴らしい企業が、同じ大阪市内に本社があると思うと、我々としても嬉しいですね。
続いて、「入社試験」として、クイズを出題していただきました。その中で、「プランナー」「デザイナー」「サウンドクリエイター」「プログラマー」「プロモーション」など、CAPCOMさんで働く様々な仕事について教えていただきました。1つのゲームを作るのに、これらの人合わせて数百名の方が関わっておられるそうです。1つのゲームができるまで、どれほど大変かを実感することができました。
その後、それぞれの職種の方が、算数や数学の知識をどのように使っているかについて教えていただきました。例えば、プランナーの方であれば、レアアイテムの出現率やボスキャラの強さ等、パラメータを様々設定していく際に、数学の知識を使うとのことでした。また、数学だけでなく、今勉強しているすべての教科の勉強が大切だということを、「例えば、戦国BASARAに卑弥呼が出てきたら、おかしいよね」などと、わかりやすく教えて下さりました。
最後には、質疑応答の時間です。大好きなゲームのことでもあり、生徒からは様々な質問が飛び出ました。「文系でもゲーム会社に就職できるのですか」という質問には、「プランナーやプロモーション担当には文系がいる。私自身も文系です。プログラマーにも文系の人はいますよ。」と教えていただきました。改めて、様々な技能を持った人が集まって、1つのゲームを作っていることを知ることができたと思います。
今回は、憧れのゲーム業界で働く方からお話を聞くことができて、生徒達は満足そうでした。また、学んでいる勉強に対しても、モチベーションが上がったのではないかと思います。
<生徒の感想>
- 私はプログラマーになりたいと思っていたので、自分でプログラムしたものを自分で一番にプレイできるなんて素晴らしいなと思いました。(2年女子)
- CAPCOMのことはあまり知らなかったけど、こんなことをしているんだとわかりました。また、将来、今やっている教科が必要だとわかりました。楽しかったです(1年女子)
- とてもおもしろくて参考になりました。数学がいろいろな所で役立つのでしっかり勉強したいと思う。(1年女子)
- ゲームについてのことだけでなく、進路に役立てられる点を学べたので、参加してよかったと思った。(2年男子)
- カプコンのことがよく分かったし、いろんな仕事があるということが分かった。(1年男子)
- 文系でもできる仕事があったので、興味がでました。(2年男子)
<ご協力いただいた方のページ>