シドニーにある語学学校「Sydney College of English」にてターム留学中の生徒からのリレー日記。今回は第2弾として、３年１組のH君が担当してくれました。

 

 

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　オーストラリアに来て、もうすぐ約３週間が経とうとしています。現地の生活にもようやくなれてきた頃ですが、非常に気温が暑く、夜も寝れない日がよくあります。
　今回、学校やホームステイでの様子、週末の過ごし方についてお話しします。

 

〔学校〕
私達は、Sydney College Of English （SCE）の高校進学準備コースで勉強しています。
入学初日、5Fの教室に一旦集まり実力テストを行いました。基本的な文法問題、ややハイレベルの長文、そして身の回りの人たちと、自分について書く英作文の問題が出されました。その後、その点に応じてクラス分けが実施され、主に2つのグループに分けられました。

　授業は月曜日から金曜日まであり、朝９時から始まり、昼の3時で終了します。

　私のクラス人数は14人で、4つの班にそれぞれ分かれて授業を受けます。私の班は、中国人のジェリー、ベトナム人のエンバ、韓国人のイーチャン、そして日本人の梨楓、自分の5人班です。この4人とはすぐ友だちになれました。

　授業中によくそれぞれの国の文化や歴史、食べ物について楽しく話しています。ですが、楽しさのあまり先生の話を聞き漏らすことがよくあるので気をつけます。

　またジェリーとは昼休みによくチャイナタウンへ昼食を食べに行ったり、イーチャンとは、放課後に卓球をしたりして楽しんでます。ですが、まだ英語をスムーズに話せないので、この３カ月でなんとかします。もっと海外の友達を増やしたいです。

〔授業について〕
　SCEの授業は日本の授業とはちがい、まず先生がハイテンションなので基本騒がしいです。また、授業中により多く手を挙げて質問や意見すると、後で表彰されるので、来週からは自分の意見をどんどん発言しようと思います。

〔宿題について〕
　基本ワークブックや配布プリントが宿題です。レベル的には中1、2の英文法の内容なので、わからないことは特にありません。ですが、毎日出される課題英作文の宿題が非常に悩ましいです。なぜなら「蜂蜜が出来るまでの過程を説明せよ」や「日本の教育システムについて」「雷が出来る仕組み」などをすべて英語で説明しないと行けないからです。日本語でもうまく説明できないのに…
　でも、毎日書いてると慣れました。

〔ホームステイでの様子〕
私はホームステイファミリーの父親と娘と僕の３人で暮らしています。
初日は、やはり緊張しました。
また、父親の話すスピードが速かったので聞き取れず、泣きそうでした。
何度も聞き返すと「なんやねんこいつ」的な視線が来るので、なるべく１回で聞き取るようにします。

いつもよく話すのは夕食の時です。
「今日はどんな1日だった？」「今日は何を学んだ？」などを、毎日聞かれるので、帰りの電車で今日話すことをある程度ノートに整理して、家に帰ります。

　わかったことは、『その日の話題を出来る限り短い文章でいかにわかりやすく伝え、そして話に落ちをつけること』です。基本ですが、それに気づけたのでよかったです。日本ではあまり喋り慣れてなかったので、いい練習になります。

〔土・日の様子〕
　土曜日は基本一人か友達とで買い物に行ったりします。私の家では、土・日曜日は昼食は作らないことになってるので、どこかに食べないと行けないため必ず外出します。

　日曜日は父親と必ずサイクリングに行きます。朝の10時に出発し、17時ごろに家に着きます。ハーバーブリッジを毎回渡り、そこからオペラハウスや修学旅行で行った海岸沿いまで行きます。次はビーチに行く予定です。オーストラリアはとても坂が急なので、ほんとにきついですが、毎日チキンばかり食べてる運動不足の自分にとって最適なトレーニングになってます。

〔最後に〕
気をつける点は3つあると思います。

１つ目は、恥ずかしがらないこと。
海外の友達や先生に積極的に話すべきです。

２つ目は、初めの一歩を踏み出せるかどうか。もたもたしていると会話のチャンスはどこかへ行ってしまいます。

この２つは、出発前に２人の友達から言われました。：）

３つ目は、基本ですが、人の話にちゃんと耳を傾けること。僕はよく聞いてるようで、聞いてないことがあり、適当返事をしてしまいがちです。
このせいで、この前、パーティーにいけるチャンスをあっさり逃してしまいました。):-(
相手が何を言ってるのかわからないとき、適当返事は控え、分かるまで聞き返すことが大切です。　　　

 

＜過去の日記＞

　　　留学中の生徒によるリレー日記①