最新ニュース 1年

【1年土曜講座】第9回:みんなで楽しくグループワーク・教室編

1年

 

 2月4日は土曜講座9回目、今回が今年度の最終回でした。内容は「みんなで楽しくグループワーク・教室編」ということで、1回目同様、「みんなで協力して課題を達成すること」を目的としていくつかのアクティビティを実施しました。

 はじめはアイスブレイク。あまり話したことのない人たちとも協力できるよう緊張をほぐしていきます。 

 「日本人で右利きの人は何%か?」「大阪学芸中等教育学校の生徒で大阪市内に住んでいるのは何%か?」などに、グループで相談して答えを出し、誤差の少ないところが勝利。一番誤差の少ないところで合計で12%でした!

 

 打ち解けたところで本題にはいります。

 今回は、グループ内の生徒達に均等に配布された「情報カード」をもとに、与えられた課題を達成する、というものです。カードの内容は言葉で伝えることはかまいませんが、他の人に見せることはできません。つまり、全員が言葉を発しないと絶対に課題はクリアできず、「人任せ」にはできないわけです。

  1人でも非協力的な生徒がいると課題は達成されません。また、議論の中で、自分の持っている情報を適切なタイミングで切り出さないといけないし、みんなで論理的に思考を組み立てていく必要もあります。

  最初はウォーミングアップとして、少し易しめの問題が出題されました。それでも、はじめてこのような課題に取り組む生徒達には難しいと思われたのですが、予想以上に議論がスムーズに進み、制限時間内に課題を達成するグループがほとんどでした。

 全体を取り仕切る生徒や議論が行き詰まると別の展開へと誘導する生徒など、課題を解決するためにどのようにすれば良いのか、各自がグループのために自然に役割分担できていたのが印象的でした。

 次はいよいよメインの問題。1問目よりも難易度がグッとあがります。

 少し難しかったのか、悩んだまま固まってしまう生徒、自分一人で進めようとする生徒もいましたが、今回の目的は「みんなで協力して課題を達成すること」。積極的にコミュニケーションをとることが重要となります。苦戦しているグループも多々ありましたが、いくつかのグループは時間内にクリアすることができました。

 今回はゲームを通して、協力することの大切さを学べたかと思います。また、「言葉」の大切さを知ることもできたのではないでしょうか。実社会では、周囲との協力なしで課題を解決するのは困難な場合が多いです。学生生活のうちからコミュニケーションをとる練習をして、今後に活かしましょう。

<生徒達の感想>

  • 今日の土曜講座を通して、自分の意見を言うのも大事で、人の意見を素直に聞くのも大切と分かりました。ぼくは意見を声に出していったけど、あまりうまく表現できなくて、あまり伝わらない時があった。これからはもっと、わかりやすく言えるように頑張りたいです。
  • とても楽しくみんなと協力することができました。でも“楽しかった”だけで終わるのではなく今後人の話を聞いて、情報を伝えることの大切さを勉強に結び付けることができたらいいなと思います。
  • 班の人の話を聞いたらもっと解けていたかもしれない。次はもっと聞くようにしたいなと思っています。
  • 21期生のみんなと話をした方がいいと思った。いつも仲良しグループだけでなく他の人とのコミュニケーションをするようにしたい。
  • 今回の土曜講座は人と協力する課題で、できなかった課題もありましたが、課題ができたときはすごく達成感がありました。