4月29日（土）、毎年この日に行われる「高校生のための市大授業」に参加しました。RYSとしてこのイベントに参加するのは5年連続となります。

　理学部、文学部のそれぞれに分かれて、70分の授業を2コマ受講しました。難易度は高かったとは思いますが、大学での学びを体験することができ、大学生活への憧れがより強くなったことでしょう。

　終了後、この4月から市大に入学した2名の本校卒業生が、後輩達のためにプレゼンテーションしてくれました。現在の学びのこと、志望進路選びのこと、各科目別勉強法など、在校生達にとって関心の強い話をじっくりとしてくれたので、生徒達も興味津々でした。

　また最後には、本校の13期卒業生で、現在理学部4回生である先輩が顔を出してくれて、みんなにメッセージをくれました。先輩は、5年前に最初に市大授業に参加した時には生徒として参加しており、今度は大学生の立場で後輩達のためにメッセージをくれました。

　今回参加した生徒のみなさんが、いずれ先輩の立場で後輩のために様々なことを話してくれる日が来ることを期待してます。

＜生徒の感想＞

• 大阪市立大学の授業を受けて、大学の授業の雰囲気を感じた。また、先輩の話を聞いて、大学の魅力や、各科目の勉強法、そしてキャンパス生活への憧れなどが持てました。ぼくは、今回の大阪市立大学の授業を受けてよかったと思います。そしてこれからもこのような機会があれば参加したいと思います。
• 市大の学生方はとても優しく、家からも通いやすく、行きたい学部もあるので、今後志望校になると思います‼︎近くにあるのに知らなかったので良い経験になりました。
• 実際に大学の講義で使われている部屋でお話を聞けたから、大学の講義がどんな感じなのか分かった。卒業生のお話を聞けたので活かしたいと思う。今回のRYSは大当たりだったと思う。
• 市大に行くのは２回目だったので、少し落ち着いて行動できたお陰か、学校の雰囲気が前よりも分かった気がする。しっかりやりたいことを見つけている後輩がいて、その子は親と話ができているのを聞いて、私もそろそろちゃんと話をしようと思った。先輩の発表がすごく良くて、楽しかった。授業をしっかり受けたい。
• 今まで○○大学へ行こう！といったRYSに興味を持たず前期3年間を過ごしてきましたが、4年生になって大学のことを真剣に考え始めるために初めて市大へ行きました。とてもためになるお話を沢山きけました。
• 哲学の授業では難しいことも少しだけありましたが、今まで考えたことのないことを授業で聞けて「あぁ！！」と思うことが本当に多かったです。また、現役学生の方からお話や卒業生の先輩方からのお話もこれから先役に立ちそうなお話をたくさん聞けて本当にいい経験になりました。今年は自分の興味の無い分野のRYSでも参加してみたいと思いました。
• 市大の理系の講座では、『宇宙で作物を育てることの意味』について学びました。また、文系の哲学講座はいろいろ考えさせられました。自己とは何か？や、「私」が指す主体とは？…興味深かったです。今のうちにRYSにはドンドン積極的に参加します。