【RYSスタディツアー】活動報告
☆「ふくしま学宿」オンラインホープツーリズム☆
Zoomを活用して、オンライン形式で福島県観光交流局と結び、2時間のプログラムを実施しました。
まず最初に、震災・原発事故から10年が経とうとしている福島県葛尾村の現状を教えていただきました。さらに双方向のやり取りを通して、葛尾村の問題点や村の方々が今後大切にしていきたい思っていることなどを共有しました。最後に、生徒各班からの質問にお答えいただきました。
このプログラムを通して、村の活性化のために、生徒各班が企画を立案し、提案してくことにしています。主体的・対話的で深い学びを今後も続けていきます。ご期待ください。
(生徒の感想1)
今回の話を聴いて、テレビやインターネットでしか見たことがなかったものを、実際に福島県の人の話を聴いて自分の中での福島のイメージとは全然違いました。始めは震災が起こった所だとしか思っていませんでしたが、10年たっても放射線によって家に帰れない人達がまだいることが分かりました。
(生徒の感想2)
今回、福島ホープツーリズムの授業を受けて感じたことは、我々が思っている以上に地方の過疎化は深刻であるということでした。震災前と比べて人口が4分の1になったことも非常に厳しい現実であるということも分かりました。今後は、地方の過疎地をどうしたら活性化できるかを具体的に考えていきたいです。
(生徒の感想3)
福島の原発事故は小さい頃に起こったのであまりどんな事故なのかとかはわからなかったけど、お話を聞いてわかりました。原発後から過疎化が急に進行してしまった葛尾村について考えるためにもっと知りたいなと思いました。
(生徒の感想4)
今回の取り組みで、葛尾村の概要、置かれている現状、課題を共有することができました。また、福島県については被災後の関連死が東北3県でも突出して多いことを初めて知って、原発事故がもたらす影響がいかに大きいかを実感しました。そしてグループワークでは質問をグループのみんなとしっかりと練って集約したことを聞くことができました。これを踏まえて次回以降、グループのみんなと協力して活動を進めていきたいと思います。