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ふくしまオンライン探究プログラム

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昨年度の3学期に、福島県にある葛尾村の復興プランを10個の班が考えました。
そのうちの2つの班の企画が採用され、実現することになりました。

その時の活動内容はこちらです

 

企画内容を葛尾村の村長様に説明するために、企画のブラッシュアップをはじめ、コミュニケーションの取り方、パワーポイント資料の作り方、プレゼンテーションの仕方などを教わりながら、オンラインで活動をしてきました。

そして9月20日に、葛尾村村長様に企画のプレゼンテーションをオンラインで行いました。

企画が採用された2つの班の生徒は、この2か月間での様々な学びがありました。また大きく成長できたと思います。今回の活動が今後の糧になってくれることを期待しています。

 

(生徒の感想1)

今回の10回のプログラムは、普通の高校生では味わえないことを経験させてもらいました。最初は、班のみんなでさえ自分の意思を言うのが怖くてちょっと躊躇していたのですが、自分の意見が通るととっても嬉しくて、自分の意見はみんなが求めてたのだったんだって思うと自信がつきました。班の先輩に少しきつく意見を言うときもあったのですが、優しく受け止めてくれて、その意見をまとめてくれたり、後輩も率先してたくさんやってくれて、同学年の人はやって欲しいことを言うと嫌な顔せずにやってくれて、とてもいい班でこの班の一員になれて本当に嬉しいです。また、普段の生活で関わることがないメンバーだったので仲良くなれて良かったです。これからも取り組みがありますが、気を緩めずに取り組みます。今後、また違う福島のプロジェクトでも、是非参加させていただきたいし、他のプロジェクトも率先して参加したいなと思います。このプロジェクトが終わっても、今回学んだことは将来ずっと使うことなので一生忘れずにいたいし、成長したことをもっともっと成長させ、自分に自信がつくプレゼンをしたいと思います。今回の企画はこれまでもこれからもいろいろな人たちの手助けがあり、成り立っていくものです。感謝を忘れずにこれからも頑張り、今後なにかのプロジェクトに参加するときも感謝を忘れずに精一杯頑張ります。

(生徒の感想2)

今回の活動を通して、様々なことを学び、知りました。特に「大人」の凄さを感じました。企画を考える、企画書を作成する、それをプレゼンテーションするなど、普通なら高校生が経験できないような事をたくさん学ぶことができました。どの取り組みを行うにも難しさがついてきて、とても時間がかかり、社会の厳しさみたいなのを感じた気がしました。「こんなことをやっている大人もいるんだ」と思うとやはり大人はすごいなと思いました。他に自ら話すことも大切だということもわかりました。自分は、今まで自分から意見を出したりするようなことはあまりなかったのですが、この活動のおかげで、前の自分と比べると、自ら意見を出すようになった気がしました。この活動で学べた経験は一生ものなので、色んな場面で学んだことをたくさん活用していきたいです。本当にありがとうございました。

(生徒の感想3)

自分は地域振興に関心があり、震災の影響で人口が減少している村のために自分にも何かできることがあればという思いでこのホープツーリズムに参加しました。企画の立ち上げからプレゼン本番までの間に、数え切れないほど多くのことを学び、スライド・企画書作成は想像以上に大変なことだということを感じました。この取り組みをを始めた頃の自分は「想像力」だけがあり、それを表に出す力はあまりありませんでした。しかしオンライン会議内で「雑談」が重要なことであることを知り、それ以降のオンライン会議や班での話し合いに活かした結果、話す力が段々と身に付いてきました。この活動で得られたスキルを今後の高校生活や社会に出てからも活用していきたいと思います。また現在進路について迷っている中でこの取り組みをきっかけに「社会」について学ぶという選択肢ができたとも感じました。