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【RYS】RYS61「薬ってなぜ効くの? ~薬の素朴な疑問を解決します!~」

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 2016年7月26日(火)、RYS61として、田辺三菱製薬に行ってきました。

 大阪市の道修町(どしょうまち)という、江戸時代から薬屋が栄えている地域に本社があります。

 前半は、田辺三菱製薬の歴史、薬についての話、薬ができるまでの話など、大変興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。

そのなかでも、薬ができるまでの話の中で、「薬効成分の発見から実際に薬として販売されるまでの確率が0.004%」というのを聞いたとき、生徒たちも驚いた様子でした。

薬についてのクイズや、疑問に思っていたことを解決したあとは、社内に併設されている資料館へ案内していただきました。

 田辺三菱製薬は1678年(江戸時代!)の創業という、世界の製薬会社のなかでも2番目の歴史があります。創業からの歴史について、解説を聞き映像を見ながらわかりやすく知ることができました。

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 今回は、「薬」という、誰にとっても身近でありながら、実はあまり詳しくは知らないものを詳しく知る良い機会となったと思います。これから薬を飲むときは、その裏にいる様々な人の苦労を思いだし、そのありがたみを感じることでしょう。

<生徒達の感想>

  • 新薬が誕生するまでは、動物で実験するだけではなく、ボランティアの人(健康な人)でも実験を行っています。新薬ができるまでの道のりは長いということを実感しました。(2年女子)
  • 普段何気なく使っている薬のしくみがよく分かりました。また成功率は0.004%と確率がかなり低いことが分かりました。薬の運ばれ方も教えてもらったので、これからは教えてもらったことを思い出しつつ薬を使っていきたいです。(2年男子)
  • 田辺三菱製薬では、たくさんの薬がつくられており。0.004%(ほとんど0に近い)なのに、成功していてとてもすごいと思いました。それは研究者の諦めない強い気持ちも大切だと思います。(3年女子)
  • 今、薬はたくさんあるけど、この薬はたくさんの人の研究などが絡んでできているのだと知れて良かったです。1つの薬をつくるのに9~17年かかるのにととても多くの薬があるのですごいと思いました。この会社は世界で2位というすごい歴史があり、しかも、1位の会社を10年しか変わらないと聞いてとても驚きました。文理選択にもかかわるので、来てよかったと思いました。(3年男子)

 

<ご協力いただいた方のページ>

 青少年進路支援協会(コーディネーター)

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