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【学芸ESD】金銭基礎教育MoneyConnection®

4年

 4年生の総合的な学習の時間「学芸ESD」の授業で、昨年度に引き続き、金融基礎教育「MoneyConnection®」の授業を実施しました。

 昨年度の記事はこちら

 授業では、まず自分が10年後1人暮らしをした際に、1ヶ月にどれだけの生活費や税金がかかるのかを各自で考えました。その後、大阪府の相場の生活費や税金を全員で確認しました。多数の生徒は自分の予想とのギャップに驚いていました。

 次に1人1人に職業・稼ぎ方・働き方が書かれた職業カード、月収が書かれた月収カードを配布しました。そのカードの条件から、月に何時間働けばいいのか、自分の自由時間がどれだけあるのかを考えていきました。

 最後は15年後から20年後の暮らし方や、家族を養っていくためには、どれくらいのお金が必要かということまで話し合い、共有することができました。普段、意識することの少ない内容だけに、楽しみながらも、真剣に自分自身の将来について考える時間になりました。

<生徒の感想>

  • 大人になって生活していくためには多くのお金が必要だということが分かった。そのお金を稼ぐための方法も色々ある、ということも分かった。安定してお金を稼ぐために今から努力することも大切だと思った。
  • 将来のことについて考えることができた。しっかりとした大学に行き、職業に就こうと思った。将来なりたい職業だけでなく、経済力も持たなければいけないと分かった。楽しみながら考えることができてよかった。
  • 今までは「一人暮らしをしたい」と思っていただけで、何も計画を立てていなかったので、今回の授業で一人暮らしの大変さを知りました。将来はちゃんとした職業に就いて安定した暮らしを送りたいです。
  • 正社員、派遣社員、フリーターのそれぞれの長所と短所についてよく分かった。フリーターは給料が少ないが、自由な時間が多いというメリットもあった。正社員だけではなく、他の働き方についてもよく考える必要があると思った。
  • 自分の将来の一人暮らしに現実味がわいた。月収30万だと生活は予想以上に苦しそうだと思った。
  • 生きていくのにはお金がいるというのが分かったので、今後はお金の使い道を考えて使うようにしようと思った。