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【3年】留学中の生徒によるリレー日記 その10

3年

 ターム留学生15人によるリレー日記、第10弾は3年1組のBさんです。日本とオーストラリアでの授業の違いに戸惑いながらも、それに順応していこうという姿勢が感じられます。帰国の日が刻々と近づいていますが、残された時間の中で、是非今しかできないことを積極的に取り組んでもらいたいですね。

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 私たちのオーストラリア留学も残り1ヶ月となりました。ここでの生活も限られているので、皆改めて毎日を大事に過ごしています。

私は留学で実感したこと、学んだことを書いていこうと思います^^

〈学校・授業について〉
 学校では色々な国の友達がいて、クラスメイトも中国人であったりロシア人であったり様々です。年齢層は大体12歳から16歳ですが、違うクラスには6、7歳くらいの子もいます。ほんとに可愛いです!

 私は、前回のテストで一つ上のクラスに上がることが出来ました。
 テスト前に勉強したおかげなのかな、と嬉しかったんですが、凄く不安になりました。

 前のクラスでも授業は気を抜かず必死で英語を聞き取っていたので、それよりも難しくなるのかな、と思いました。
 今は新しいクラスになって1週間経ちましたが、予想通り大変です。聞き取るのは難しいし、宿題も前より多いので負担は凄くかかります。

 それでも授業はとても楽しいです^^
 だから大変だけど頑張ろうと思えます。

 授業では、教科書やプリントを使う事が多いですが、たまにゲームをします。
 ゲームにも色々種類があって、テレビを使ったり友達とペアで行ったり、毎回違うから楽しいので私は凄く好きです。

 SCEでは、机を四つほど固め一つの班にして生徒達は座ります。そして先生ひとりが授業で喋るのではなく生徒も沢山発言できます。
 授業中に生徒達が発言するのは日本ではあまり無いので最初は難しかったのですが、慣れてきて、今は皆英語で発言し友達とも英語で授業の内容について話したりしています。

 私も最初は日本語から英語に変えて発言するのは難しいし、素早く出てこなかったから出来なくて悩んでいました。
 考えた結果、授業では一番前の席に座ることにしました。
 そうすると先生との距離も近いし授業にも入りやすくなり、最初は出来なかったけど素早く英語が出てくるようになりました。
 授業の内容がわかると授業が楽しくなるので、私は先生の話は必ず理解しようと思っています。

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〈友達について〉
 学校の友達は、話しかけたら笑顔でフレンドリーに返してくれます。
 話しかけようか迷った時は、絶対に話した方がいいと思います。

 私も最初は 上手く英語が話せないかもしれない、と少し不安になりました。
 でも話してみると話しかけてよかったと必ず嬉しくなります。
 めちゃくちゃでも話しかける事は大事です。
 でも、外国人はフレンドリーだからといって話しかけられるのを待つのではなく、自分から話しかける事が大事です。
 言葉にしないと伝わらないんだなあと実感しました。

 同じSCEで同じホームステイの中国の女の子と一番仲良くなりました。
 私と同い年で、登下校も一緒です。
 私が留学して2週間目くらいに、ホームステイに来ました。マザーに新しく女の子が来ると聞いた時、どんな子かなとか仲良くなりたいなとか凄くワクワクしました。会ってみて話すと凄く優しくて、面白い子で嬉しかったです。
 今ではたまに一緒にショッピングに出掛けたり、前は日本のゲームセンターがあるところで一緒にプリクラも撮りました。
 仲良くなれてよかったです!

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 中国での生活や文化や流行っている物、有名な芸能人など色々教えてもらったりチャイナタウンでオススメの中国料理を教えてもらったりしました。
 チャイナ服はすごく可愛いです^^
 また、その子にSCEの中国人の友達を紹介してもらったりして友達も沢山増えました。SCEは中国人の子が多いので、中国語での挨拶の仕方なども覚えました(笑)

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〈ホームステイについて〉
 私のホストファミリーは、ファザーとマザーと中国人の女の子です。
 私はホームステイが一番不安でした。オーストラリアに着いて初日に会う予定だったので、初日から凄く緊張していました。皆もそうでした(笑)会ってみると、凄く良い人だったので安心しました。
 ホームステイには一つルールがあり、それは『帰りが遅くなるなら、必ずメールか電話をすること』です。
 私のところのファザーとマザーはいつも鼻歌をうたい、テンションが高く、私達を大事にしてくれます。しかし、私達がメールや電話無しに遅く帰ってくると物凄く怒ります。オーストラリアでは、家のルールは必ず守らなければいけません。身に染みて実感しました。
 私は夕食が1日で一番好きな時間です。ファザーとマザーが美味しいご飯を作ってくれて、その日の事について沢山話します。大体は今日は何があったの、何が楽しかったのという話題ですが、ファザーがたまにジョークを言ったりして盛り上がります。
 夕食はフランス料理やイタリア料理が多くインド料理が出てきた日もありました。ファザーもマザーも料理が上手く、凄く美味しいです。
 夕食はたまに私達も手伝い、一緒に作ったりします。

〈最後に〉
オーストラリアに来て一番思うのは、親への感謝です。日本では当たり前に朝食や夕食が出てき、当たり前に生活していましたが、オーストラリアでは「自分は自分」です。夕食の準備も、夕食の片付けも、ベットメイキングもベッドシーツ替えも洗濯も自分でします。今までの生活と真逆で最初は慣れるのに大変でした。慣れたら意外と楽しいです。

 そして、留学は楽ではありません。傷ついたり、あれ?と思うことも沢山あります。でも慣れてきたら意外といけるかも!って思えたり、英語を話すことが楽しくなったりしました。だからめげないで頑張るのが大事です。頑張ればきっと良い方向にいくはず^^

 学ぶ事はまだまだあるかもしれませんが、この二ヶ月で沢山のことを学びました。私は、留学に行って良かったと思います^^ 両親と学校の先生、関係してる人に感謝です。あと一ヶ月、思い残す事のないように頑張ります!

 

<過去の日記>

    留学中の生徒によるリレー日記⑨

    留学中の生徒によるリレー日記⑧

    留学中の生徒によるリレー日記⑦

    留学中の生徒によるリレー日記⑥

    留学中の生徒によるリレー日記⑤

    留学中の生徒によるリレー日記④

    留学中の生徒によるリレー日記③

    留学中の生徒によるリレー日記②

    留学中の生徒によるリレー日記①